見方 eye view 2004 4 6
強気派は、
株高で、日本経済の病気が、自然治癒すると見ています。
弱気派は、
水位が下がれば、
川底から、見たくないものが、また見えてくると考えています。
どっちにしても、株高を演出していく必要があります。
政府には、財政政策も金融政策もなくなったわけですから、
政府は、試合には参加できなくなってしまい、
観客席から見ているだけの立場となってしまったのです。
投資家としては、政府に、
観客席から、ものを投げるなと言うぐらいしかありません。
いずれにせよ、昔に比べて、
株式投資の難易度が上がったのは、間違いないでしょう。
昔は、とりあえず、株を買っておけば、
いつの間にか上昇している時代でした。
あるいは、万一、株価が下がっても、
待っていれば、株価が回復した時代でした。
しかし、こういう状況でも、
個人投資家が増えたと聞きます。
私も、個人投資家のために、もっと、役に立ちたいと考えていますが、
なかなか、その時間がないのです。
それは、このサイトは、
投資情報だけでなく、
政治、経済、社会、宗教、国際情勢も扱っているからです。
昔は、こういうことは、あまり、投資には影響しませんでしたが、
今では、こういうことも、すぐに、投資に影響する時代となりました。
ただ、さすがに、これだけの広い分野をカバーするとなると、
人手不足は明白で、どの分野も、中途半端に終わる可能性があると心配しています。
そういう訳で、科学分野からは、手を引いたわけです。